Oral Frailty

オーラルフレイルとは、お口の機能の「ささいな衰え」のことをいいます。
ささいな症状からはじまるため「衰え」を見逃しやすく、気づきにくいという方がほとんどの状況です。
早めに気づき「ささいな衰えを自分ごと」として予防を意識した行動をとることが
お口の機能の維持、回復につながります。

参考：日本歯科医師会作成「オーラルフレイルリーフレット」

年齢を重ねるごとに固いものが食べられなくなってきていたり、などは誰もが避けられない老化現象だと考えられていました。年齢に関わらず歯や口の健康への関心が低い方はオーラルフレイルの危険性が高くなります。

歯や口のトラブルを放置し「噛めない」状態が続くと、「やわらかいもの」ばかり食べるようになります。その結果、噛む筋力が低下し、お口の機能が衰える悪循環に陥りやすくなります。機能低下は栄養が偏る要因となり、心身機能にも影響を及ぼし、要介護状態へと進む可能性があります。しっかり意識して適切に対処することが大切です。